1954-03-01 第19回国会 衆議院 決算委員会 第12号
○柴田委員 これに関連いたしまして会計検査院に伺いたいと思いますが、復興金庫から貸し付けましたものは、ひとり造船関係ばかりでなしに、復金からたくさんの金が出ている。現在これの引継ぎはほとんど開銀がやつておる。あるいは小さな問題になりましては、十六国会以降は、たとえば中小企業金融公庫に引継ぎをやつているようでありますが、これらの回収の状況というものはほとんど進んでおらぬ。
○柴田委員 これに関連いたしまして会計検査院に伺いたいと思いますが、復興金庫から貸し付けましたものは、ひとり造船関係ばかりでなしに、復金からたくさんの金が出ている。現在これの引継ぎはほとんど開銀がやつておる。あるいは小さな問題になりましては、十六国会以降は、たとえば中小企業金融公庫に引継ぎをやつているようでありますが、これらの回収の状況というものはほとんど進んでおらぬ。
○柴田委員 これは大蔵省関係の方からも伺いたいと思いますが番最初には復興金庫の金が融資された。その次には見返り資金が融資された。そうして最後に一切を開発銀行にまとめた、こういう順序のようにわれわれは考えているのですが、そういう順序で進んだのでしようか。
われわれ闘い薫るところの範囲におきましては、復興金庫から肩がわりをしたが、ほとんど焦げつきの状況で今日に至つておる、こういうことを聞いておりますが、整理の状況が進捗しておるのかどうか、こういう点をひとつ承りたい。
私のほうで調べて見まするというと、全炭鉱は調べかねますけれども、私のほうの関係いたしておりまする十九社ほどのいわゆる大手筋の炭鉱におきまして、極く最近の調べによりまするというと、いわゆる昔の復興金庫を引継ぎました開発銀行からの借入金、又一般市中からの借入金等を合計いたしますと、大手会社だけで五百十数億になつております。
○赤路委員 公庫の方へお願いしておきたいのですが、ただいま開発銀行の方から債権継承をなされた見返り資金分と、復興金庫分と、開発銀行独自のものとが区分されて御報告を受けたのでありますが、この中の農林関係の面と水産関係の面とそれぞれ各融資された対象別に、詳細に分割されて、後ほどでけつこうでございますから、書類で委員部の方へ御提出を願いたいと思います。これは希望でございます。
トータルは大体復興金庫関係で七億五千万くらい、財源が……。
もう一つは、通産省関係に属することで、巷間非常に伝えられておりまして、国民の全部が迷つておることだとは存じますが、麻生鉱業に対しまして、たとえば復興金庫、あるいは商工、開発銀行等から莫大な金が融資されておる。これに対して通産大臣は非常にお骨折りをなすつたということも巷間伝えられておりますが、これに対しまして真疑のほどを明確にしていただきたいと存じます。
○説明員(大澤實君) 復興金庫の債権保全の件がここに六件ほど挙げてありますのですが、なお全般について申上げますと、昨年末の調査によりまして、復興金融金庫から引継ぎまして、日本開発銀行で現在残務債権取立業務を行つておられるもののうち、未回収のものが約六百六十億円でございます。
今の雄武の小水力については、幾ら考えて見ても復興金庫とどうも妙なことになりそうです。
今の状態では復興金庫と同じになつてしまう。それから中小企業庁が金を貸し出したりすれば同じになる。こういうことを心配する。というのは、北海道はしよつぱなに大体これの半分と思う四千七百万円の金を融資した。その人が今度又四千三百万円筆頭に書いてある。だからこの金がないのに枠がどんどん殖えて……、余れば別ですよ。そうでないのに、非常に他の県もお困りになつている。北海道も困つている。
また開発銀行の運営の問題関しては、以前の復興金庫はいろいろ資金の運用面について不純な問題がありまして、国民に迷惑をかけ、日本の経済界に重大な悪影響を及ぼした事実がありますので、こういう問題について政府は復興金融金庫の二の舞をふまないような努力を十分にしていただきたい。またこの資金は復興金融金庫から繰入れる。承るいは見返り資金から融資される。従つてインフレという問題は起らないと申されております。
○林(百)委員 自主的にきめてけつこうですが、自主的にどういう方面の投資をしたいと思つているか、そのどういう方面の具体的な産業、たとえば復興金庫の場合には石炭などが非常に重大な要素になつておりましたが、今度は石炭の方面はどうなつているとか、あるいはそのほかの方面で大体どこへどのくらいというようなことが、もしきまつておつたならば聞かしてもらいたい。
たとえて申しますと、復興金庫が実際上保証の役目をしておるというような点もあるわけであります。そういうふうな別の機関をつくるのが最近の例でございます。これは法律上絶対に不可能だというわけではございませんが、いろいろ現在とられている財政上あるいは金融上の立場から、そう簡単にそれがいいというふうに即答もいたしかねるのでありますが、決して法律上不可能であるというふうに私は考えておりません。
こういうわけで実はお尋ねいたしたいのでありますが、二十五年度中に少くとも六十億の引受けはする、そこで預金部の金は非常にいろいろな必要もあるが、本筋はでき得れば預金部の金が一番いいわけですが、若しできなければ、国の金で何らかの方法によつて引受ける、こういうことを次官が大臣に代つて言われておりますが、一向それから途があかぬようでありまして、実は二十億入つて参りますが、その二十億の現金は、一部十八億は復興金庫
問題ができて来ておりますが、現在の金庫の金繰りでは、とてもその要望に副えないということと、実は第七国会で二十億の融資が得られることが確定いたしておりましたので、その二十億の融資が確定して、農林金庫が農林債権を振り出されます大体百六十億に対するものの債権の振り出した場合の引受け場所について、とても普通の民間や我々では引受けはできないから、政府で当然引受けて貰わなければならんと思うが、前に出した債券は復興金庫
○岡村文四郎君 実は差迫つておりますので、よくそれをお聽きして置きたいと思いますが、前に十九億二千万円出しましたときには、これは復興金庫がありまして、復興金庫が引受けてくれたので何の面倒がなかつた。今度は大蔵省の預金部が引受けて貰わなければならんと思うのでありますが、これは関係方面で、とやこう言うておるということを聞いておりますがために、自分も心配になつております。
○宮幡政府委員 産業復興公団のことにお話が来たのでありますが、産業復興公団法の一部改正の法律案は、御承知の通り従来復興金庫から融資を受けたのでありますが、それが受けられないので預金部資金の流用を受けるという資金繰りの法案でありまして、それが備蓄であるとか、あるいは御指摘の、緊急という言葉で今日は言つていますが、当時の速記録を回顧いたしますと、戦略物資を備蓄するんじやないが、そういう含みをもつて言つておられたが
最近は復金の余裕金というのが期限付きで預けられまして、これは復興金庫が持つております償還金の中で、今政府に納付する必要のないもの、それを一時一年とか、或いは六ケ月とかいう期限を限りまして、市中の金融機関に予託したのでありますが、この方がむしろ預けられた金融機関も放出に大体の見当がつきしまして便利であります。又実情にも添うのであります。
たとえば出炭のごときも、需要の面からまず全国の目標をきめて、各地区別に生産を割当てるという行き方で、その他炭価の面におきましても、あるいは復興金庫の金融、あるいはその他の金融機関からの金融の措置等につきましても、みな今申しましたように全国を一本に見て、それを地区にわかつて、措置をして来るという制度が根幹となつて、ずつと実行して参つたのであります。
○井之口委員 終戰後復興金庫から約二千億ぐらいというお話だつたと思いますが、それ以外に漁港に対しまして何らの融資または補助金というものは出ていないのでございます。日本の重大な漁業問題に対して、政府からそうした金がたつた二千万円ぐらいのものしか出ていないといたしますれば、非常にこれは等閑に付されていると思うのでありますが、その点まとめて、戰後の状態を総括してお答え願いたいと思います。
○米倉龍也君 直接この案に関係はありませんけれども、関連をしておりますからお尋ねしたいのですが、復興金庫の業務停止のために、非常にいろいろの点で支障を来しておりますものの内、農村が非常にこのために困難をしている実情であります。
すなわち、復興金融金庫は第一次吉田内閣の当時に設立せられましたが、復興金庫が設立せられましたる理由といたしましては、戰争によつて荒廃したわが国経済の復興を促進するために必要であり、他の金融機関から供給を受くること困難な資金の供給を目的とすることが、時の吉田内閣の提案の理由とせられたところであります。